第28回未来科学オープンセミナー「「筋力低下が社会に与えるインパクト」― 筋力低下を防ぎQOL向上のためには ―」樋口秀男特任教授

未来科学オープンセミナー

「筋力低下が社会に与えるインパクト」
― 筋力低下を防ぎQOL向上のためには―

未来科学オープンセミナーでは、東北大学未来科学技術共同研究センターで行っている研究の成果や独創的な開発研究を、分かりやすくご紹介いたし、現地でご参加の方は講演後に展示説明も開催します。

【プログラム】
15:00 講演
未来科学技術共同研究センター
特任教授 樋口 秀男
講演題目
「筋力低下が社会に与えるインパクト」
― 筋力低下を防ぎQOL向上のためには―
(講演の合間と終了後に質疑応答)
16:30 筋力テスト・マッスルスーツ装着体験
17:00 終了

開催:令和6年11月14日(木)
時間:15:00~17:00
開催方式:オンライン視聴(講演のみ)または現地出席(先着10名様)
申込方法:こちらのページからご登録ください。(終了しました。)
主催:東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)
協賛:日本工学アカデミー東北支部・北海道支部

樋口教授の研究と講演の内容
私達の筋力は、20代をピークに年齢とともに減少します。特に高齢者では、筋力低下が生活に支障を与える場合もあります。このように生活に支障が出ている方は、なんと日本に4000万人程度いると見積もられています。さらなる筋力の低下によって300万人ともいわれる“寝たきり”状態となります。したがって、筋力低下は、「生活の質(QOL)」の低下に直結します。裏を返せば、筋力低下を防ぐことができればQOLが上昇します。
本講演では、筋力の基礎的な研究から、医学や工学における現在の研究成果まで、そして、今後どのような対策によって筋力およびQOLを上げることができるかについても紹介します。
<講演後>
・筋力テスト
・マッスルスーツ装着体験