7/28 第8回未来科学オープンセミナー(オンライン)「コンピュータ化学が産業に巻き起こす新たな潮流 ―化学産業,自動車,電池,医療,エネルギー分野事例―」畠山望教授

未来科学オープンセミナー

コンピュータ化学が産業に巻き起こす新たな潮流
―化学産業,自動車,電池,医療,エネルギー分野事例―

未来科学オープンセミナーでは、東北大学未来科学技術共同研究センターで行っている研究成果や独創的な開発研究を、オンライン配信によって分かりやすくご紹介いたします。
第8回は、畠山望教授のコンピューター化学を活用した研究のご紹介いたします。

【プログラム】
15:15 webサイトオープン
15:30 配信開始、イベント趣旨、注意事項説明
15:35 講演
未来科学技術共同研究センター 教授 畠山 望
講演題目
コンピュータ化学が産業に巻き起こす新たな潮流
―化学産業,自動車,電池,医療,エネルギー分野事例―
(講演の合間と終了後に質疑応答)
17:00 終了

開催:令和3年7月28日(水)
時間:15:30~17:00
開催方式:オンラインによる配信(パソコンのほかタブレットやスマートフォンでも視聴できます)
申込方法:こちらのページからご登録ください。(終了いたしました)
主催:東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)
協賛:日本工学アカデミー東北支部・北海道支部

畠山教授の研究と講演の内容
身の回りの物質は,私たち人間も含め全て「原子」でできています.複数の原子が「電子」によって結合すると「分子」となり,それぞれ固有の性質を持ちます.
コンピュータ化学(Computational Chemistry)では,分子の振る舞いをコンピュータ上で理論的に計算します.爆発性や毒性,放射性のある物質であっても,安全に調べることができますし,まだ世の中で知られていない仮想物質もコンピュータ上に構築して理論的に解析できます.特に近年では,コンピュータ性能の劇的な向上もあり,様々な産業分野でコンピュータ化学が利用されてきました.
本講演では,化学産業,自動車,電池,医療,スポーツ,エネルギー分野などで実際にコンピュータ化学を活用した応用事例を紹介するとともに,将来展望としてこの数年で急速に実用化が進んでいる機械学習,深層学習といった新たなAI技術との融合した計算化学事例についてもご紹介します。


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