庄子哲雄 未来科学技術共同研究センター、シニアリサーチ・フェロー(本学名誉教授)がMarcel Pourbaix Awardを受賞しました

庄子哲雄未来科学技術共同研究センター、シニアリサーチ・フェロー(本学名誉教授)が、国際腐食評議会(International Corrosion Council)よりMarcel Pourbaix Awardを受賞しました。腐食の科学と工学を進歩させるために1961年に設立された国際腐食評議会(ICC)は、世界の68か国の学協会を代表しており、3年ごとに国際腐食会議(International Corrosion Congress)を開催し、腐食科学・工学の国際協力に卓越した貢献を行った科学者または技術者に対してMarcel Pourbaix Awardを授与し、顕彰しています。

庄子シニアリサーチ・フェローの対象となった業績は、力学的作用と化学的あるいは電気化学的作用が相乗して生ずる応力腐食割れのメカニズムの解明と、それに基づく割れ進展速度の定式化を世界に先駆けて提案し、国際的に研究を先導すると共に、国際的産官学共同研究を組織する等、腐食科学・工学の国際協力に貢献してきた事です。

授賞式並びに受賞講演は、2020年5月に第21回国際腐食会議(於ブラジル、サンパウロ)にて行わる予定でしたが、COVID-19の影響により延期されるとともにOn-line開催となり、2021年7月20日に同会議の開会式において受賞講演が行われました。

詳細情報:Marcel Pourbaix Awardのウェブサイト