未来科学オープンセミナー
界面現象解明が拓く新たな産業の世界 ―界面分析装置開発から界面利用新製品の開発まで―
未来科学オープンセミナーでは、東北大学未来科学技術共同研究センターで行っている研究成果や独創的な開発研究を、オンライン配信によって分かりやすくご紹介いたします。第4回は、栗原和枝教授の界面科学に関する研究をご紹介いたします。
【プログラム】
15:45 webサイトオープン
16:00 配信開始、イベント趣旨、注意事項説明
16:05 講演
東北大学未来科学技術共同研究センター教授 栗原和枝
講演題目:界面現象解明が拓く新たな産業の世界
―界面分析装置開発から界面利用新製品の開発まで―
17:05 質疑応答
17:30 終了
- 開催:令和3年1月29日(金)
- 時間:16:00~17:30
- 開催方式:オンラインによる配信(パソコンのほかタブレットやスマートフォンでも視聴できます)
- 申込方法:
こちらのページからご登録ください。(終了しました) - 主催:東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)
- 協賛:日本工学アカデミー東北支部・北海道支部
栗原教授の研究と講演の内容
雪道を走る車のタイヤと雪、エンジンの潤滑、電池の電極反応、半導体産業で重要なナノプリンティング技術、化粧品の感触など、界面科学は私達の身の回りの広範な製品開発と深く関わっています。二つの物質が接する面が「界面」であり、界面科学は洗浄作用や触媒作用、摩擦や摩耗といった普遍的な現象の基礎をなす科学でもあります。界面を分子レベルで調べると、物質間や分子間でさまざまな力が働いており、固体と液体の界面に働く力を精密に測定する装置の開発が重要です。
本講演では、固体表面や界面近傍の分子構造、物性をナノメートルレベルで分析できる装置の開発について、また、様々な産業上で重要な界面の評価を行った結果としての技術の向上や、新たな新製品開発について紹介します。
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