(4/28開催)学際研究重点プログラム<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第9回公開セミナー

未来科学技術共同研究センター産学連携促進研究プロジェクト
<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第9回公開セミナーが開催されます。

北陸先端技術大学院大学 先端科学技術研究科 酒井 平祐先生にご講演いただきます。
詳細は右の画像をクリックしてPDFでダウンロードしてください。

日時:2017年4月28日(金) 16:00~17:30
場所:理学研究科合同C棟2階 C201、青葉サイエンスホール
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申し込み方法等:事前申込は不要でどなたでも参加できます。
【講演概要】
我々は有機トランジスタ構造をベースとしたメモリー素子を開発してきた。最近、リチウムイオン内包フラーレンを有機トランジスタの絶縁層へ電荷保持層として導入すると、素子にメモリー特性が発現することを発見した。これは金属を内包していないフラーレンを導入しても発現しない効果であることから、リチウムイオン内包フラーレンが素子のメモリー性の発現に寄与していることを示唆する結果である。本講演では、有機トランジスタの動作メカニズムについても触れながら、この素子の動作特性について紹介し、今後のリチウムイオン内包フラーレンの有機デバイスへの応用展開について展望したい。