(1月26日開催)学際研究重点プログラム<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第2回公開セミナー

未来科学技術共同研究センター産業連携促進研究プロジェクト
<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第二回公開セミナーが開催されます。
東京大学大学院理学系研究科化学専攻の松尾豊先生をお招きしてご講演いただきます。

【講演内容】
リチウムイオン内包フラーレンはフラーレンそのものよりも深いエネルギー準位と高い電子親和力をもち、反応性や物性は大きく異なります。本講演では、リチウムイオン内包フラーレンの誘導体化の実例(リチウムイオン内包PCBMの合成、ディールスアルダー反応、対陰イオン交換など)と、得られた誘導体の構造や物性について解説します。フラーレンの電子材料への応用や生物学的応用において、誘導体化が果たした役割は大きく、リチウムイオン内包フラーレンにおいても同様のことと考えています。

日時:平成28年1月26日 16:00-17:30
場所:理学研究科 化学専攻第1講義室(化学系学生実験棟2階H-22)キャンパスマップが別ウインドウで開きます
講演者:東京大学大学院理学系研究科化学専攻 松尾 豊先生
演題:リチウムイオン内包フラーレンの有機化学修飾
事前申込は不要です。どなたでも参加いただけます。