弊センターと株式会社I・D・Fの取り組みが2023年度岩谷直治記念賞(中小企業を対象とした表彰)を受賞しました。

弊センター千葉一美准教授、伊達知秀特任准教授、山本秀雄元特任教授と、株式会社IDF(東北大学発ベンチャー)の山本憲一代表取締役会長、佐藤幸太郎代表取締役社長、成澤正紀代表取締役専務とともに行った「低内部抵抗マンガン酸リチウムイオン電池の開発とドライルームレスによる製造・実用化」の取り組みが、2023年度岩谷直治記念賞(中小企業を対象とした表彰)を受賞しました。

岩谷直治記念賞は、わが国高圧ガス関係諸事業の発展に尽力した岩谷直治の業績を記念し、エネルギーおよび環境に関する優れた技術開発で、かつ顕著な産業上の実績が認められている業績を表彰しています。また岩谷直治財団が2023年11月に設立50周年を迎えることを記念して、従来の「一般を対象とした表彰」に加え、2023年度と2024年度は「中小企業を対象とした表彰」を行っています。

弊センターと株式会社IDFは、弊センターが開発した、リチウムイオン電池のドライルームレス製造法および同製造法を用いて製造できる低内部抵抗なマンガン酸リチウム系リチウムイオン電池を東日本大震災の津波被災地で事業化することにより、リチウムイオン電池製造技術の日本国内における維持、地域における新産業創出および雇用創出を図る取り組みにより、本賞を受賞しました。

贈呈式は2024年3月7日に東京會舘で行われました。