令和2年の春の叙勲において、小柳光正NICHeシニアリサーチフェローが瑞宝中綬章を受章しました。
小柳光正NICHeシニアリサーチフェローは、コンピューターや携帯電話などの情報機器に広く用いられている、高集積・大容量半導体メモリーDRAMの基本素子であるスタックド・キャパシタ型メモリセル(スタックセル)を発明し、日本および世界の半導体産業の発展に多大な貢献をしました。更に、半導体メモリの高集積化、大容量化を可能とする三次元集積型集積回路(スーパーチップ)を提案、試作に成功し、以来この分野で世界を主導しています。
また、半導体技術の異分野への応用拡大を目指して、バイオテクノロジーの分野との融合研究も積極的に取り組み、教育と指導を通して多くの研究者および技術者の養成に尽力され、平成23年度秋の叙勲で紫綬褒章も受章されております。
NICHeでは平成22年4月から平成29年3月まで「高性能・低電力三次元集積回路の開発」プロジェクトのプロジェクトリーダーを務められ、現在はNICHeシニアリサーチフェローとして、活動されております。
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