球殻ドローンを用いた橋梁点検の実証実験を行いました

未来科学技術共同研究センター大野和則准教授が代表を務める研究グループがプレスリリースを行いました。
「東北次世代移動体システム技術実証コンソーシアム」の取り組みの一つとして仙台市と協力し、カメラを搭載したドローンによる橋梁点検を支援する技術の有効性と課題の検証を行う実証実験を実施しました。
この実証実験は、ドローンを用いることで、点検車両のアームが届かない橋梁も従来と同程度の時間で点検を可能にし、足場作成のコストや期間の削減、また交通規制も最小限となることを明らかにすることを目的としています。
なお、今回実証で使用したドローンは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の「SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術(管理法人:NEDO)」の研究テーマのひとつである「橋梁の打音検査ならびに近接目視を代替する飛行ロボットシステムの研究開発(代表:大野和則)」によって開発されたものです。

本実証実験の様子は各メディアにも取り上げられました。

実際の飛行の様子(音声が流れます)

球殻ドローン

オペレーションの様子

プレスリリース本文はコチラをクリックしてPDFをダウンロードしてください。

【関連情報】
SIP研究テーマの紹介(URLをクリックするとPDFで閲覧できます)
http://www.jst.go.jp/sip/dl/k07/kadai/k07-50.pdf

研究室ウェブサイトによる球殻ヘリ開発の紹介ページ
http://www.rm.is.tohoku.ac.jp/uav/