糖尿病治療における膵島分離のための新規酵素カクテルの開発に成功-膵島移植による糖尿病治療の成績向上へ向けて-

 東北大学未来科学技術共同研究センター(大学院医学系研究科兼務)の後藤昌史教授、同大大学院医学系研究科先進外科の大内憲明教授、佐藤(田頭)真実医師、同大大学院医工学研究科の村山和隆准教授、東京農工大学大学院農学研究院の山形洋平教授らのグループは、糖尿病を対象とする細胞移植治療である膵島移植に有効な新規膵島分離酵素成分を同定し、膵臓からの膵島細胞回収率を飛躍的に向上させる新規酵素カクテルを開発しました。
 この結果は、現在の膵島移植の最大の課題の一つである「膵島分離の低い効率」を改善する上で極めて有用な知見になると思われます。

 この研究成果は、米国の国際学術誌Transplantationの電子版に3月24日(米国東部時間、日本時間3月25日午前6時)に掲載されました。

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