スーパーコンピュータ"MASAMUNE-弐"を活用した
超高速・超大規模シミュレーションが実現する革新的科学技術とは
未来科学オープンセミナーでは、東北大学未来科学技術共同研究センターで行っている研究の成果や独創的な開発研究を、分かりやすくご紹介いたします。
【プログラム】
15:00 講演
金属材料研究所 計算材料学センター センター長
未来科学技術共同研究センター 教授
久保 百司
講演題目
スーパーコンピュータ"MASAMUNE-弐"を活用した
超高速・超大規模シミュレーションが実現する革新的科学技術とは
(講演の合間と終了後に質疑応答)
16:30 終了
開催: 2025年7月14日(月)
時間: 15:00~16::30
開催方式:オンライン視聴または現地出席(会場の席には限りがございますので、オンライン視聴をお願いする場合がございます。)
申込方法:こちらのページからご登録ください。
主催: 東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)
協賛: 日本工学アカデミー東北支部・北海道支部
久保教授の研究と講演の内容
2025年6月に東北大学金属材料研究所にて新たに稼働したスーパーコンピュータ"MASAMUNE-弐"は、材料研究に特化した日本で唯一のスーパーコンピュータであり、1秒間に4,000兆回の浮動小数点演算が実行可能である。本スーパーコンピュータを活用することで、超高速・超大規模シミュレーションが可能となることから、従来は不可能であった新たな科学技術の創成が期待される。そこで本講演では、エネルギー問題の解決例として燃料電池の触媒性能向上について、安全・安心社会の構築として発電プラントの腐食・劣化防止について、二酸化炭素の排出削減として自動車エンジンの燃費向上などについて、スーパーコンピュータ"MASAMUNE-弐"がどのように貢献が期待されているかについて紹介する。