(12/16開催)学際研究重点プログラム<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第8回公開セミナー

未来科学技術共同研究センター産学連携促進研究プロジェクト
<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第8回公開セミナーが開催されます。

東京大学大学院工学研究科機械工学専攻 上野 裕 博士にご講演いただきます。
詳細は右の画像をクリックしてPDFでダウンロードしてください。

日時:2016年12月16日(金) 16:00~17:30
場所:理学研究科合同C棟2階、C201、青葉サイエンスホール(H‐04)
理学部キャンパスマップが別ウインドウで開きます。
申し込み方法等:事前申込は不要でどなたでも参加いただけます。

【講演概要】
演題:イオン性リチウムイオン内包フラーレンの『癖・特性・反応性』
リチウムイオン内包フラーレン(Li+@C60)の誘導体化、超分子形成、および電解還元反応による中性リチウムイオン内包フラーレンの合成を中心に、これまで推進してきたLi+@C60関連の研究全般について概説する。Li+@C60は他のフラーレンとは異なる性質と共に独特の『癖』を持ち、ゆえに思いがけない困難に遭遇するということを経験した。最近ではようやく性質の理解が進み、その癖を手懐けた上で研究を行うことができるようになってきた。本講演では、初めて実験を行った頃の記憶を思い返し、論文には記載のない実験で感じた感触を多く交えて紹介したい。